A Taste of Music vol.442024 03

Contents

◎Today's Play List “Tatsu no Otoshigo Special”
Robert Johnson, 10cc,Tony Joe White,Olu Dara,Jimmy Smith,Hank Williams,Frank Zappa,Average White Band,Humble Pie,Joe Liggins,Georgie Fame & The Blue Flames,Sonny Boy Williamson(I)

◎PB’s Sound Impression
Japanese dining pub “Tatsu no Otoshigo”……Accuphase P-7500, A-75, C-2900, DG-68, DF-65, DP-900, DC-37, JBL 2445J, 2360A, 3739, Technics SL-1200GAE, ACOUSTIC REVIVE RHR-21 etc.

構成◎山本 昇

Introduction

エリック・クラプトン『Live in San Diego』が映画に!

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 なんと今回は愛知県岡崎市にある居酒屋さんにやって来ました。ここ「龍のおとし子」というお店にはビックリするようなすごいオーディオがあるんです。今日はこの装置を聴きながら、僕が選曲した食べ物や飲み物に関するプレイ・リストをお楽しみいただきます。その前に、一つ映画をご紹介します。3月29日から公開されるエリック・クラプトンのライヴ映像作品『エリック・クラプトン : ライヴ・イン・サンディエゴ〜伝説の一夜』です。

 このところ次々と、音楽映画の公開が決まって僕も驚いているんですが、この映画の登場は意外でした。何しろ17年前にアメリカのサンディエゴで行われたコンサートなんですから。個人的にもこの2007年のツアーはここ20年くらいのクラプトンの中では断トツに良かったライヴです。CD『Live in San Diego』は2016年に2枚組で出ていました。スペシャル・ゲストはJ. J. ケイルで、すごくいいライヴ盤だったんですが、その映像があるとは聞いていなかったから、映画の情報が届いたときにはビックリしました。

 では、なぜこのコンサートが断トツに良かったのかというと、まずメンバーがとにかく素晴らしい。クラプトンはいろんな編成のバンドで来日していますが、このツアーはギターのゲストはデレク・トラックスとドイル・ブラムホールⅡ。ベイスはウィリー・ウィークス、ドラムズはスティーヴ・ジョーダン、キーボードはクリス・ステイントンとティム・カーモンです。2007年のデレク・トラックスと言うと、2回ほど来日していたものの、まだそれほど知られてはいなかったわけですが、クラプトンのワールド・ツアーに抜擢されたことで認知度は上昇。しかも、けっこういいギャラを得たらしく(笑)、これを資金にフロリダの家にスタジオを造ったと言っていました。そもそも、彼がなぜデレクなのかと言うと、お父さんがデレク・アンド・ザ・ドミノーズの『Layla and Other Assorted Love Songs』がめちゃくちゃ好きだったから。デレクは物心を付いた頃から、エリック・クラプトンやオールマン・ブラザーズなどの音楽を聴いて育っています。そんなデレクはクラプトンに、「なんで『Layla』の曲をライヴでもっとやらないの?」と聞いたそうです。クラプトンとしてはあまりハッピーじゃない時期の音楽だからかもしれないけど、確かに「Layla」以外はやっていませんでした。でも、デレクにそう言われ、このツアーで「Anyday」や「Little Wing」などをやるようになりましたが、その演奏がまた素晴らしいんです。このツアーではデレクの唯一無二と言えるスライド・ギターも随所に聴けるし、ベイスとドラムズのコンビネイションもいい。特にスティーヴ・ジョーダンのドラミングはすさまじいほどのドライヴ感があります。彼がどんどん引っ張って、みんなを鼓舞している感じです。

 ゲストのJ. J. ケイルは、クラプトンがだれよりも先に楽曲を取り上げた人です。彼が1970年に出した最初のソロ・アルバムですでにJ. J. ケイルの「After Midnight」をやっています。その頃のJ. J. ケイルはLAでスタジオ・ミュージシャンとして活動していたものの、まだ無名の存在。リオン・ラセルの仲間の一人で、シングルは出していたんですが、ほとんど知られていませんでした。クラプトンが取り上げたことで話題になって、1972年に『Naturally』という素晴らしいデビュー・アルバムを発表します。J. J. ケイルはすごくシャイな人で、ライヴはめったにやらないことで知られ、やっても客席に背を向けて弾いたとか、アンプの後ろに座って演奏したとか(笑)、いろんな話が伝わっています。でも、音楽はすごく独特で、ちょうどあの頃に出てきたレイド・バックという言葉がぴったりでした。クラプトンがライヴのたびにずっと演奏している「Cocaine」もJ. J. ケイルの曲で、もちろんこの映画でもやっています。映像作品としての編集も上手にできていて、観ていてワクワクします。本当に乞うご期待の1本です。

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映画『エリック・クラプトン : ライヴ・イン・サンディエゴ〜伝説の一夜』 ◎出演エリック・クラプトン(G, Vo)、J. J. ケイル(G, Vo)、ドイル・ブラムホールⅡ(G, Cho)、デレク・トラックス(G)、ウィリー・ウィークス(B)、スティーヴ・ジョーダン(Ds)、クリス・ステイントン(Kbds)、ティム・カーモン(Kbds)、ミシェル・ジョン(Cho)、シャロン・ホワイト(Cho)、ロバート・クレイ(G, Vo)◎2016年/イギリス/90分◎配給:Santa Barbara Pictures◎2024年3⽉29日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、109シネマズプレミアム新宿ほか全国15館で公開

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PB’s Sound Impression

「今日のセット・リストは戦前から70年代のブルーズやカントリー、ファンク、 ロック、ジャズ……
でも、不思議と古くさく感じませんでした」

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−−ここからは「龍のおとし子」の髙村明仁さんにお話を伺います。

PB まずお聞きしたいのですが、なぜ居酒屋さんにこのような立派なオーディオがあるのでしょうか(笑)。お店の中に入った途端に「おおー!」っとビックリしました。

髙村 皆さん驚かれると思いますが、実はそんなに深い意味はないんですよ。オーディオは以前、これよりはもっと小さいシステムですが、自宅で普通に聴いていたんです。ただ、僕らはこういう商売ですので、家に帰るのは深夜遅くになります。周囲のお宅のご迷惑にならないようにと気を付けてはいたのですが、お隣から苦情が来てしまいまして……。そこで考えたのが、お店で聴けるようにすることでした。ここは周りに民家もないし、そこそこの音量で鳴らすことができますからね。当初のスピーカーはJBLの4312という小さいサイズのものでした。でも、この環境で鳴らすには物足りなくて、少しずつ大きくしていって。植木に水をやっていたら大きくなるように、気がついたらこうなってしまったという感じです(笑)。

PB そうでしたか。お客さんが入っているときは、どれくらいの音量で鳴らしているんですか。

髙村 通常は普通のBGMと同じでお客さんの会話を邪魔しないようささやかに、「鳴っているかな」という程度です。夜もふけて、皆さんが盛り上がってくれば、状況をみながら音量を上げたりしています。あるいはカウンターで聴きたいというお客様がいらっしゃれば、リクエストにお応えすることもあります。

PB なるほど。カウンターの端にジャズのレコードがありますね。かけるのはジャズが多いのでしょうか。

髙村 いや、かける音楽はいろいろです。ジャズ以外にもシティ・ポップなどなんでも。ときにはクラシックもかかりますよ。ジャンルにこだわりはありません。その日の気分で選んでいます。

PB 髙村さん自身も、いろんなジャンルの音楽が好きなんでしょうか。

髙村 そうなんです。特定のジャンルが絶対というのはなくて、気の赴くままに好きなものを流すという感じです。音楽を探究するタイプではないので、聴いてみて何か引っかかるものがあればそれをかけるというスタイルです。まぁ、ここ数年はジャズにハマッているので、ここでもジャズが流れることは多いですね。

PB アンプやプレイヤーなどもかなり高価なものが並んでいます。やるからには、音の良さにこだわりたいということでしょうか。

髙村 そうですね。このあたりも、段々とこうなっていった感じです。

−−さらに、ACOUSTIC REVIVEのケーブルや電源周りなどアクセサリーも使っていますね。

髙村 はい。ケーブル類も以前はそれぞれの機器の純正品を使っていたんですが、理想の音ではないと感じて。そこで、名古屋のオーディオ・ショップ「OTAI AUDIO」に相談すると、ACOUSTIC REVIVEのアクセサリーを紹介されました。導入してみたところ、音はガラッと変わりました。他のブランドもいろいろ試したのですが、ACOUSTIC REVIVEの音は圧倒的だったんですよ。なので、すべてこのブランドで統一しました。アクセサリーと言えば、ターンテーブル・シートRTS-30もいいですね。音がクリアになります。

PB ああ、それは僕も使ったことがあります。シートを変えるだけでこんなに音が変わるのかとビックリしました。ほとんど神秘的(笑)。このシステムで一番楽しんでいるのは髙村さんでしょうか。

髙村 だと思います(笑)。

PB お客さんの反応はいかがですか。

髙村 オーディオに興味のあるお客さんは飛びついてきますけど、まったく分からないお客さんはスピーカーを見て「これは何? あれ、音が出てるね」と(笑)。

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「ここは深夜でも音が出せる立地なので、お客さんとみんなで盛り上がっています」と髙村さん

PB オブジェか何かと思って(笑)。

髙村 そうなんです。いまは音楽を聴くスタイルも様々で、イヤホンで聴いたり、スマートフォンのスピーカーで聴く人も多いですよね。でも、音楽は身体で感じて聴くとすごく楽しい。それを多くの人に体験してほしいと思っています。

PB オーディオには元々興味があったんですか。

髙村 はい。ちょっと珍しいかもしれませんが、うちの場合は母がオーディオ好きだったので、家にある機材を幼少期から勝手にいじっていました。大人になって自分でもやるようになり、なるほど、これは面白いなと。そうしているうちにこうなってしまいました(笑)。

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岡崎が「ジャズの街」と言われる理由

PB ところで、ジャズはどのあたりがお好みですか。

髙村 50年代のマイルスやコルトレーンといったオーソドックスなジャズが聴いていて心地いいと感じます。しかも、何度でも聴けるんですよね。

PB ジャズを聴くようになったきっかけは?

髙村 僕は隣の豊橋から5年ほど前にこの岡崎に移ってきたんですが、あちこちに「ジャズの街 岡崎」と書いてあるんです。

PB ああ、僕らも駅のポスターなどで見ました。

髙村 ですよね。これはどういうことなんだろうと思って調べたら、すごいことが分かったんです。この岡崎には内田修さんという外科医の先生がいらっしゃって、戦後間もなくジャズにのめり込み、50年代から国内外のジャズ・ミュージシャンを応援していたんですね。「ドクター・ジャズ」の愛称で親しまれた内田先生は、綾戸智絵さん、ケイコ・リーさんらを見出したことでも知られています。自宅にはスタジオを造り、国内のミュージシャンはもちろん、アート・ブレイキーやセロニアス・モンクらも来日するとそこを訪れたそうです。8年ほど前に亡くなった先生のジャズ・レコードのコレクションやスタジオで録音したテープなど貴重な資料は岡崎市に寄贈され、市の図書館で展示されています。

PB そうでしたか。その後、ジャズのレコードはどんなふうに聴き進んでいったのでしょう。何か参考になるものはありましたか。

髙村 初めは何も分からなかったので、とりあえずマイルス・デイヴィスやアート・ブレイキーといった有名どころから聴いていきました。また、サブスクの場合は、レコメンドも聴いてみると「ああ、なるほど」と思うものもありますね。だから、ジャズに関しては常に新曲を聴いているような気持ちで。

PB ああ、それはよく分かります(笑)。

髙村 だから、毎日が楽しいですね。どんどんリリースされる感じで(笑)。

PB 好きなだけ聴けるんだから、いい時代ですよね。じゃあ、お店の準備中でも常に音楽が流れているわけですね。それは楽しそうだなぁ(笑)。次はジャズ喫茶でしょうか。

髙村 体がもう一つあれば(笑)。

−−食べたり呑んだりすることと、音楽の相性はどう思いますか。

髙村 どれも人間にとって大事なものですよね。衣食住という人の営みの基本があるとすれば、食事も音楽もその一部だと思います。いいメロディを聴きながら、食べたいものを食べ、呑みたいお酒を呑めば、気分も変わりますよね。

PB 例えば、お客さんがレコードを持ち込んで来ることもありますか。

髙村 ありますよ。家の整理をしていたら、若い頃に聴いていたレコードが出てきたから久々に聴いてみたいけど、レコード・プレイヤーがない。そこでうちに持ってこられて。かけて差し上げると「ああ、これだよ!」って懐かしんでくれたりしたこともありました。

PB それはいいお話ですね。

位相が正確なスタジオ・モニターのようなJBLスピーカー

−−今日はACOUSTIC REVIVEの石黒謙さんもご一緒です。石黒さんはこのスピーカーの音にはどんな印象を持ちましたか。

石黒 このスピーカーは基本的にPA用ですよね。だけど、スタジオ・モニターみたいにすごく位相が正確なので驚きました。あと、帯域バランスがきちんと整っていますね。これは、デジタル・イコライザー(Accuphase DG-68)で補正をかけているんですか。

髙村 はい。ただし、フラットにするのではなく、“スムーズ・ヴォイシング”と言って、元々の特性をなだらかに補正するようにしています。

石黒 完全なフラットにすると、ちょっとつまらなくなってしまうんですよね。スピーカーの持ち味も失われてしまうので。でも、耳障りなピークやディップを取り除くと、このようにうるさく感じないんですよ。

PB そうですね。今日は古いものは30年代から70年代の音源を聴きましたが、どれもいい音していましたね。ちょっと驚きでした。しかも、ジャンル的にはブルーズからカントリー、ファンク、ジャズといろいろあったけど、どれも満足する音でしたね。それも、古くさい感じが全然しなかったんですよ。

石黒 今日は聴かなかったけど、クラシックをかけても良さそうですね。

ルーム・チューニングの新兵器が登場

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ACOUSTIC REVIVEの石黒謙さん(左)も参加しての座談会に

石黒 ところで、今日はこんな製品を持ってきましたので、ちょっと試してみませんか。“アコースティック・レゾリューション・エキサイター”RHR-21です。定在波やフラッター・エコーなど部屋の音響特性を整える効果があります。

髙村 “レンコン”と言われているやつですね(笑)。

石黒 ヘルム・ホルツの共鳴管理論を応用したルーム・チューニングのためのアイテムです。実は昔からある手法で、ワインやウィスキーの瓶を置いたりしていたんですよ。ただ、まんべんなく周波数を吸うには、いろんな大きさや形のものを揃えなければならないから、部屋が瓶だらけになってしまうことに(笑)。それを1本にまとめてみようと思って作ったのがこの商品です。大きさと深さの異なる25個の穴が開いていて、これが定在波や余計な反射を吸い取ります。1本か2本、部屋のコーナーやスピーカーの近く、オーディオラックの裏など定在波が溜まりやすい箇所に置くだけで、音の解像度を上げることが可能です。

PB へぇー。材質は何ですか。

石黒 ジュラルミン製です。この精密加工はけっこう大変でした。

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レンコン? 大きさと深さが異なる25個の穴。これが幅広い周波数帯域で効果を発揮するというACOUSTIC REVIVEのRHR-21。取材後半は、いま話題のルーム・チューニング・アイテムを試した

〈マイルズ・デイヴィス「So What」を試聴〉

石黒 JBLの後ろにRHR-21を2本、設置前と設置後で聴き比べていただきました。置いた途端に音の抜けが良くなったかと思いますが、いかがでしたか。

髙村 全然違いますね。ドラムの音、特にシンバルの音がきれいになりました。確かに抜けが良くなったと思います。

石黒 マイルズのミュートしたトランペットの音色がずいぶん違いましたね。ポール・チェンバースのベースも、若干モコモコしていたのが、見通しが良くなったかと思います。

PB そうそう。僕もベイスに違いを感じました。

髙村 この曲はこもった感じがありましたけど、それがここまで変わるのもすごいですね。

石黒 バラカンさんがお好きなブルーズも、グルーヴ感がずいぶん変わってくると思います。

〈アルバート・キング「Down Don't Bother Me」を試聴〉

PB うん。かなり変わったけど、これに関しては、設置しないほうが好きかな。

石黒 ちょっとおとなしくなっちゃった感じですかね?

PB ちょっと丸まったような感じで。マイルズの「So What」は設置したほうが良かったけど、アルバート・キングはないほうがいいかも。音楽のタイプによって感じ方が変わるのかな。

髙村 でも、こんな小さなものを置くだけで、これほど大きな変化が出るのもすごいですよね。

石黒 混濁した感じがなくなって、ハイファイ的な観点では正しいと思うのですが、ちょっと洗練され過ぎちゃう印象があるのかもしれませんね。もう一度聴いてみましょうか。

PB なるほど、やっぱりこっちもいいかな(笑)。それにしても不思議だなぁ。今日の石黒マジックも楽しかったです。

石黒 ルーム・チューニング用のグッズって、パネルとか大きなものが多いですよね。部屋の広さによって設置が難しい場合もあるでしょう。RHR-21なら、四畳半くらいのスペースでオーディオを楽しんでいる方も、ポンと置くだけで済みます。狭くなるほど定在波は溜まりますので、効果は実感していただけると思います。

PB 音の改善にこんな手法があるなんて、僕はまったく知りませんでした。

髙村 ルーム・チューニングと言えば、実はスピーカーの奥の壁は一面がガラスの窓だったんです。反射も定在波もすごくてとても聴けたものではありませんでした。そこで、ロックウールを貼って吸音したら、ガラッと変わって良くなりました。やはり無駄な反射を取り除くのは大事ですよね。

−−最後になりましたが、あらためてお店のPRをお願いします。

髙村 ありきたりではない、一歩入れば別次元の世界観を提供したいと考えています。オーディオもその一つですし、お酒は薩摩焼酎にこだわっています。本物の焼酎を味わいながら、この音を楽しんでいただきたいですね。また、実は近々、串カツ屋さんもオープン予定なのですが、そこでもお酒や料理はもちろん、いい音にもこだわりたいと思っています。部屋の吸音などの調整もしっかりたいですね。

−−今日はお忙しい中、ありがとうございました。

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Accuphaseの各種モデルが整然と収まるラック。右上から時計回りにA-75、DG-68、DP-900、C-2900、DF-65、P-7500など

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SACDトランスポートDP-900などからのデジタル出力を受けるDAコンバーターはAccuphase DC-37を使用

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アナログ・レコード・プレイヤーはTechnics SL-1200GAE。ターンテーブル・シートはACOUSTIC REVIVEのRTS-30

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JBLスピーカーのユニット構成は2445J(ドライバー)+2360A(ホーン)+3739(ウーハー)という組み合わせ。ハイミッドを3730-M/HFに変更することもあるそう

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JBLのウーファーには防護ネットを装着している

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天井付近に設置されているACOUSTIC REVIVEの超低周波発生装置RR-777

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ACOUSTIC REVIVE RHR-21

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吸音材(ロックウール)を施したお座敷奥の壁面

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お店のスタッフの皆さん、ACOUSTIC REVIVEの石黒謙さん、小林貴子さん(前列右)と

◎この日の試聴システム

パワー・アンプ:Accuphase P-7500、A-75
プリ・アンプ:Accuphase C-2900
デジタル・ヴォイシング・イコライザー:Accuphase DG-68
マルチチャンネル・ディバイダー:Accuphase DF-65
SACDトランスポート:Accuphase DP-900
DAコンバーター:Accuphase DC-37
レコード・プレイヤー:Technics SL-1200GAE
スピーカー:JBL 2445J, 2360A, 3739

海鮮居酒屋
龍のおとし子

〒444-0860
愛知県岡崎市明大寺本町4-48 グロリアWESTビル1F
アクセス:名鉄名古屋本線「東岡崎駅」北口より徒歩2分
営業時間:17:00〜24:00
定休日:月曜
Tel:0564-25-5100
公式インスタグラムはこちら
*今年中に屋号の変更を予定。「料理の方向性の変化と合わせ、音楽を採り入れた店舗をイメージしていただけるような店名とする計画です」(髙村さん)